日本のヒップホップ界にイノベーションを起こしたKOHHという異彩ラッパー。

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KOHHのこと知ってる?

KOHH(コウ) 東京都生まれ
独特な歌詞表現、思ったことを そのまま 歌詞にしているかのような「適当」な音楽スタイル。2013年11月、全くの無名の状態から処女作 「YELLOW T△PE(イエローテープ)」を リリース。収録曲「JUNJI TAKADA」が高田純次氏のラジオ番組「高田純次の毎日がパラダイス」で紹介され一躍話題に。
同じく収録曲の「FAMILY」 では都営住宅での暮らしや母親が薬物依存者である事をカミングアウトし、その独特な生い立ちも注目される。

2014年7月、自身初のアルバムとなる2ndアルバム「MONOCHROME」をリリース。
iTunes総合アルバム・チャート6位、HIP HOP / RAPチャート1位と新人としては異例。

2015年1月に自身2枚目のアルバムとなる 1stアルバム「梔子(くちなし)」をリリース。
iTunes総合アルバム・チャート1位、HIP HOP / RAPチャート1位を記録する。

2015年、6月自身3枚目となるミックステープ「YELLOW TAPE 3」を10月に「DIRT」を発売。現在はHIP HOPアーティストの枠にとどまらず、ファッション・アイコンとしても支持を集めるなど、世界的に注目される存在へと急成長をみせている。

日本語ラップの革命

今、日本のヒップホップ界で最も勢いのあるラッパーといえばKOHHであることは間違いないでしょう。

日本にも様々なスタイルのラッパーたちが生まれ、日本語ラップ飽和状態になりつつある今でここまで成り上がったのは凄いとしか言いようがないですね。

そして気がつけばKOHHは、日本語ヒップホップ界にイノベーションを巻き起こしましたね。

そこで今回は、なぜKOHHが成功したのかテーマごとに掘り下げていきたいと思います。

日本語ラップを大まかに振り返る

日本語ラップは、Zeebraなどオラオラ系でワルのモデルのようなラッパー、KREVAなどエリート系で一般ウケのいいラッパー、SALUなど高い声や独特のフロウでラップするテクニック系のラッパー、など大きくタイプ分けすると3つに分けられるのかなと思います。

そんな中で3~4年前を見てみるとフリースタイルのMCバトルが熱かったのもあり、ワルじゃない(いわゆる不良じゃない)ラッパーたちが増えましたよね。(上で言うエリート系やテクニック系)

その中で晋平太やR-指定などがMCバトルのスター的な存在になり、スキルを競うならどれだけ早口で韻の数を踏めるか?みたいなのが一つ基準になったと思います。

だから、早口のフロウで高速ラップできるラッパーが増えてましたよね。

そんな中だったので、話しかけるようにラップするSALUが現れた時はみんな衝撃だったでしょう。(ボクも衝撃すぎてSALUの真似をしてフードを被るファッションを真似しました。)

それから約2年ぐらい日本語ラップに大きな変化がなかったように感じてましたが2014年にKOHHが出てきました。

ラップやリリック

KOHHといえば韓国人の父を亡くしておりお母さんが薬中という強烈なバックグランド(実経験)のこと、女の子ネタなどチャラいこと、お金のことなどをよく歌詞では歌いますよね。

上で言った通り最近は、エリート系やテクニック系のラッパーが増えてましたからここまで過激なことを突き抜けて歌詞にしているKOHHはやはり異彩です。(U.S(アメリカ)のラッパー達が言いそうなことを言うよね。)

それでもってラップのフロウにも特徴がありますね。

初めて聴いた時、シンプルだなと思いました。だって他のラッパーたちが2~3個のワードを入れてきそうなビートに1個しかワードを入れないんですもん。これは斬新なラップでしたね、

↑ボクが初めてKOHHを聴いた曲。

こんなにシンプルに下ネタを入れてくるとはwww

シンプルの威力はんぱない、

とまぁ、表面的にKOHHを見ればチャラくて下品というイメージが先行しますが実は、アルバムを聴くとガラッとイメージが変わります。

成功マインドについて客観的に本質をついてる所がギャップとしていいんですよね。

サウンドでは、トラックメイカーの理貴やプロデューサーの318などが関わってるのも大きいでしょう。

ファッションアイコン

そしてKOHHを語る上で欠かすことのできないのがファッションについてです。

確かにこれまで日本でもタトゥーを入れてるラッパーは多かったがここまで全身にくまなくタトゥーを入れてるラッパーは珍しいですよね。(ウィズカリファみたい。)

初めてみたときのインパクトが違いますwww

DQYRQKAC

タトゥーを入れてるせいか白T一枚でもこんなに似合います。

初めこそU.SのラッパーのようなゴリゴリのB-BOYの格好をしていたものの、ハイブランドを身にまとい髪色も青にしてモードティストなファッションがとてもカッコイイんですよね!

KOHHのファッションが斬新でお洒落すぎる。。。

*ファッションの写真は、上のリンクを参考に

そんなぶっ飛んだKOHHのファッションに影響をウケてる人が多いのです。

MVがカッケんだよなぁ。

曲も見た目もかっこいいんだけど、MVもかっこいいんですよ。とりあえず見てください(笑)

もうなんでしょう。この感じ、新しいアートの世界です。

もっとワンフレーズワンフレーズしっかり見せてくれよと思います。

どうやったらこんなカッコイイMV撮れるのって!

MVに関しては、確か HAVITART さんが作ってるみたいですね。飛行機のMVあたりからやばいとは思ってたけどDIRTシリーズのMVを見てセンスに脱帽です。

マーケティングについて

ボクが思うには、KOHHの成功の裏には、プロヂューサーの318を始めとして巧みなマーケティング戦略があったなぁと思ってます。

音楽やファッションにもインパクトがありましたが売り出し方もズルいですよね。

まずリリースのスピード感が他のラッパーとは明らかに違う。しかも、アルバムとアルバムの間に海外の音源をアレンジした曲が主なミックスCD「YELLOW T△PE」までリリースしてますからね。

そしてワンマンツアーを始めとしたライブの数も誰よりもこなしてるでしょう。

SNSを使ったマーケティングも斬新です。LINEの公式アカウントをいち早く導入したり時代に沿った手法を取り入れてます。Twitterのアカウントで批評もリツイートするのとか新しいw

そして、それらを使って巷の話題を絶やさせないところがスゴイ。

結局地元をiTunesで時間制限を作って限定配信したのとか斬新でしたよね。

やはり、今の音楽業界で飯を食うことを考えるとマーケティング戦略なしでは生き残れないでしょうがそこのセンスがKOHHはずば抜けてますね。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回大きくは触れませんでしたがKOHHは絵も上手く、ファッション、音楽、アート、ビジネス、とその才能はとどまることを知りません。

韓国やアメリカ人ラッパーの客演をすることも増え、公式ホームーページには英訳文も載せていてYouTubeのコメント欄を見てもヒップホップの本場アメリカ人からのコメントがかなり多いです。今までこんな日本人ラッパーていなかったのでは?

中には、U.Sのパクリだとか批評もありますが海外にも影響を与える日本人ラッパーとして今後とも目が離せないですね。


DIRT[初回限定盤]


YELLOW T△PE 3

梔子


MONOCHROME

*次はコチラの記事をお読みください。

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